石に宿る力
先日、運動不足解消のためにちょっとしたハイキングに行ったんですが、
独特の模様の石があったんですね。
で、記念に一つ持って帰ろうかな♪と思ったんですが、
以前友人から聞いたある話を思い出してやめておきました。
でも山だけじゃなくて海とか川って色んな石があって楽しいですよね~。
石好きなので、わたしはつい見ちゃいます。
ある日友人が登山に出掛けた際に、
山の中腹位から尾根にかけて、
見慣れない赤い石がたくさんあるのに気付いたと言います。
よく見ると、いたるところにその赤い石の岩肌が露出していて、
その場所全体が、赤い石の鉱脈のような地帯になっている、
と気づいたそうです。
珍しい場所だなあと思いつつ、
目的地を経由して無事下山を始めると、
道に落ちていた赤い石のかけらが目についたと。
で、記念に一つ持って帰ることにしたそうです。
でも、それがきっかけか分かりませんが、
すぐに明らかに良くないことが起こり始めたのです。
たまたまと言えばそれまでですが、
本人曰く絶対にそうだという確信があったそうです。
というのもまず、その石を持ち帰ってから一週間後、
友人は別の山で遭難してしまったんです。
結論から言うと、
その日のうちに無事に救出されて事なきを得ましたが、
天候の悪化や日没後の暗闇の中、
救助されないかもしれない恐怖と寒さで、
何度も死を覚悟したそうです。
なぜそんなところに行ってしまったのか?と言われても
自分でもわからないと言っていて、
とにかくルートを見誤ってしまい、
降りられないような所に登ってしまったそうです。
さらにそれだけでは終わらなくて、
無事に帰ったはいいものの、
職場では嵐のようなパワハラに遭いはじめ、
2週間もすると精神的にもかなり追い詰められて、
毎日辛い日々を送るはめになり、
踏んだり蹴ったりのような状況だったといいます。
何かがおかしい。
きっとあの石を持ち帰ってからだ、とピンときた友人は
すぐに石を山に返しに行きました。
すると嵐のような職場のパワハラはぴたりと収まり、
さらに良い条件の転職先が見つかり、
その後は転職に成功し前よりも豊かな日々を送れているとの事です。
人間万事塞翁が馬と言いますから、
逆に良くなったケースで良かったのですが、
もしかしたら、石の力が強すぎたのかもしれません。
鉱物屋さんに陳列されているような石は、
研磨されており人の手が加えられているので、
その石自体が持つエネルギーは
いい意味で中和されているのですが、
自然の石はモノによっては持ち主に、
良くも悪くも強い影響を与えてしまうかもしれませんね。
なので安易に手を出さない方が方がいいかもしれません。
ちなみに、その赤い石に関して後日ネットで調べてみると、
その山は昔、大勢の僧侶たちが遭難した場所であり、
尾根にある赤い石は助からなかった僧侶たちの化身である、
という言い伝えが残っているという記事を発見したそうです。
これを、祟り、怖いと捉える事も出来るし、
自分たちのようにならないように、
守ってくれたと捉える事も出来ますよね。
結果、友人は転職も成功して人生が上向いたので、
持ち主のステージが変わるきっかけを与えてくれたと捉えても良いかもしれません。
それだけエネルギーの強い石だったのでしょう。
こういう事はどの視点に自分の波長を合わせるかによって、
気分が、そして現実までも変わってきます。
波長を合わせるのに必要な事はただ信じるだけ。
どうせなら愛があって、
明るくてあたたかい所に波長を合わせたいですよね♪
その石は、エネルギーが強くて、持ち続けるには大変で、
やはり自然の中にお帰り頂いて良かったと思います。
石にはその土地のエネルギーが宿っているのでしょう。
むやみに拾うのはやめたほうが良さそうですね。
※というか持ち帰るのは違法だったかな?気をつけましょ~。