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【月星座】12星座別 ダークな母のまなざし【前半】

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以前から私は月星座の欠損について色々と書いてきましたが、

 

今回はその欠損を産んだ根っこにある、

 

【母親から受けるまなざし=プレッシャー】

 

を12星座別に簡単にまとめてみました。

 

決して対立を生みたいわけではありません。

 

私たちに多大な影響を与えている母のまなざしを

 

正面から見つめます。

 

 

 

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月星座 おひつじ座~おとめ座

 

【月がおひつじ座】

何事にもトップバッター。存在感のあるおひつじ座。しかし月であればトップに立たなければとの思いは虚しく、実際には苦手である。その背景にある母の意向=あなたを透明人間のように扱っていた記憶はありませんか。無視をする、数に入れるのを忘れられる、他の人や兄弟を優先する母親。名前を呼んでもらえない。なにかあるとまずは他の兄弟から。あなたの順番は何事も後回し。すぐにイラつくが、いまいち怒れない。母の口癖はお兄ちゃん、お姉ちゃん、ちょっと待ってて。お姉ちゃんでしょう?お兄ちゃんだもんね。

 

 

 

【月がおうし座】

美しい肉体、豊富なお金。上品に、お行儀欲良くいたいが本当は苦手である。母の意向=女の子はきれいで可愛くいないとね。やたらと体型を揶揄する。○○ちゃん、そんなに食べたら太っちゃう。また、裕福であるかのように見せたがる母親。以前は裕福であったが、途中で生活水準を下げなければならないような状況があったのかもしれません。口癖は○○ちゃん、そんな恰好みすぼらしいわよ、ちゃんとしなさい。○○ちゃんは本当にお行儀が良くて偉いわね。やたらとお金持ちを称賛したり、繋がろうとしたり、嫁がせようとする母の姿。

 

 

 

【月がふたご座】

家族内のコミュニケーションはありましたか?または母親との会話のコミュケーションは十分にありましたか。常に何かを話さなければという強迫感は、家族内の会話や、母親の反応があまりなく、沈黙を埋める必要があった感じていたのかもしれません。自分が仲を取り持たなければと一生懸命に話しますが、うまくかみ合わず、虚しさだけが残っていたかもしれません。話すほどに空回りし、大人になった今も沈黙を埋めるために意味もなく話し続けてしまうところがあるかもしれません。また、母の意向=成績の良さ、頭の良さを求める。さっさと動く行動の素早さを求める。初等教育を張り切る母親の姿。次々と複数の塾に通わせようとする母の姿。せわしない母の姿。

 

 

 

【月がかに座】

あなたの母は祖父母の介護を引き受けていたり、サポートを必要とする人の世話をしていたりしませんでしたか。あなたへの母の意向としては、面倒見の良さを褒めたり、愚痴の聞き役をさせて謝ったり。口癖は○○ちゃんにこんな事話してごめんね。○○ちゃんは本当に優しいね。また、母親は不在であなたが他の兄弟の親代わりを務めることがあったかもしれません。両親のどちらかが機能不全であり、その分自分がカバーしなくてはとの思いに駆られているなども考えられます。虐げられている方の親をかばったり。本当は苦手にもかかわらず、円満な家庭を築くことを第一目標にしてしまうことで消耗していきます。

 

 

 

【月がしし座】

あなたの母親はあなたが注目を浴びたりすることに特に喜びを覚える人ではありませんでしたか。もしくは若い頃に歌やダンスや演劇をやっていたり。あなたの幼稚園でのイベントごとの主役を狙ったり、劇団や子役のオーディションに興味を持ったりしませんでしたか。目立ちたがり屋。かつてアイドルやモデル、女優の夢を諦めた母の姿。母の意向としては、主役を求める母親。表舞台での華やかな活躍を求める母親。子供は何かに突出して選ばれるような自分で居なければならないというプレッシャーにより努力する程に消耗していきます。口癖は○○ちゃん、受かりたいんでしょ?なら頑張りなさい。ママ応援するから。子供が試験やオーデイションに落ちると、やたらとがっかりした顔をして子供の自信を奪ったり、さらに努力をさせようとする母の姿。

 

 

 

【月がおとめ座

あなたの母親は何事にも(特に仕事に)完璧主義ではありませんでしたか。世間体や評判を気にするゆえ、ささいな事にも準備や批判を忘れず完璧を目指す母の姿。子供は母の完璧さと比較すると、テストで95点を取ると残りの5点を責められたような気になったりします。また、おとめ座は分析や整理整頓、義務の星ですから、月であれば義務を果たさなければとの思いに駆られて消耗します。母の意向=子供が高みを目指して完璧を目指すことを褒めたり、応援します。それ自体は悪い事ではないように見えますが、しかし母の背中を見て育つこと自体が子供にとってはプレッシャーになっています。分析も苦手なので、間違った分析結果で頑張りすぎて自分を縛る事にもなるでしょう。

 

 

 

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神との対話:自分が本当は何者なのかを忘れる

 

さて、母親のダークな一面をピックアップしていますが、

 

もちろん対立を生みたいわけではありません。

 

月が幼少期に嘘の自分を刷り込んでくる本当の理由は、

 

一度自分以外のものにならなければ、

 

自分である事とはどういうことか

 

分からないからだと思っています。

 

自分じゃない所から、

 

違和感を感じ取り行動するプロセスを経て

 

初めて自分になる。

 

ああ、これが自分だったんだとなるわけですね。

 

この世界に生まれてきて、

 

まず初めに月によって嘘の自分になることは、

 

宇宙の悪意じゃなくて、

 

通過儀礼に必要な条件だからです。

 

一旦嘘の自分になることでしか、

 

本当の自分に出会うことが出来ないのは

 

とても理屈が通っています。

 

優しい人ばかりの中ではその優しさに気付き辛いのと似ています。

 

 

私であることを体験するためには、

自分が本当は何者であるかを忘れる必要がある。

 

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漫画 神との対話 (著) ニール・ドナルド・ウォルシュ

月の果たしたほんとうの役割

 

これこそが月の果たす役割だったのです。

 

人は必ず母から生まれるのですから、

 

全ての人に母を通して必ず機能するようになっている。

 

母のまなざしによって幼い頃から、

 

刷り込まれる自分に対する誤解は、

 

決して母親の悪意が原因じゃなくて、

 

自分を体験するという今世の目的の為には

 

なくてはならない構造の中に

 

未熟な母親が組み込まれている。

 

憎まれる母は、悪役ダークヒロインと言えますね。

 

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