ずっと自由時間@占星術blog

宇宙や星や日常のこと

◐月星座やぎ座の涙◑

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山羊座はアイユース、我使役す ですから、

 

モノや自分も含めた人に対して無駄を省き、

 

どれだけ合理的に効率的に最大限使うか。

 

そして山羊座は物質界における現実の世界の王様である土星を守護星に持ち、

 

筋の通った論理的な思考や秩序を皆が守ることを強制します。

 

月がやぎ座という事はそうでなければならないという

 

強迫的な思いに捕らわれる事になります。

 

 

 

 

何らかの形で、そうあらねばならないとの思いにさせられるという事です。

 

モノや自分も含めた人に対して、どれだけ合理的に効率的に仕事をさせるのか。

 

コスパ良く、有能で役に立つ自分でなければならないとの思いに悩まされます。

 

それはつまり役に立つ、母親の価値観に沿った自分で居なければ

 

生まれながらにして存在が迷惑、

 

と悲しい無言のお圧力がかけられているようなものです。

 

母親が望み喜ぶものを体現できる自分でいなければならない。

 

また、社会的に地位や権威のある人・事柄などに対する憧れも悩みの種になります。

 

社会的に認められていて、地位や名声を確立した自分でなければならない。

 

そういったものの幻想を追いかけて獲得しようと努力するも、

 

その能力は7歳までのおままごとでしかないために実現することがない。

 

もし実現したとしたら、自身を脅迫的に押し殺し、

 

多大な犠牲を払っており、

 

もろく、崩れやすい土台だと言えます。

 

太陽がやぎ座であれば、それによって消耗することはありませんが、

 

月であれば、本当の自分ではないとの思いを年々強くすることになります。

 

また、職場などでも本当はやりたくないのに頼まれたらやってしまう。

 

空気を読んで過剰に自分に仕事をさせてしまうかもしれません。

 

誰がやってもいい仕事なのに、自分から動いてしまう。

 

問題なのはそれが純粋な役に立ちたいとの思いではなく、

 

幼少期の生存戦略の根本である恐怖からの行動だということです。

 

 

 

 

確実に皆の役に立っているものの、

 

月支配を終えないかぎり不満は貯まっていくでしょう。

 

自分では損な役まわりだと分かっていながらも、やめられない。

 

本当はやりたくないことをやっているので、見返りを期待してしまうがゆえに

 

想定よりも感謝されない時には不満を抱きがちになるでしょう。

 

 

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このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、

 

・1つは自身の太陽意識を使うこと。

 

・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座かに座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。

 

 

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かに座はごく親しい人たちに見せる顔です。

 

自分の中の社会的な顔ではなく、家の中の自分。

 

主体的ではない受動的な感情を表す水の性質のサインです。

 

合理的かどうかではなく、自分がどう感じるのかを主軸に物事を選択してください。

 

月やぎさんにとってはそんなことは許されないのではと戦々恐々かもしれません。

 

感情にフォーカスすれば、ときには意味のない、

 

不効率でなんの役にも立たないことを自身が欲している事に気づくかもしれません。

 


ただただ誰かに安心して甘えてみたい、辛かった思いを聞いてほしい。

 

自分が何もできなくても、そこにいても良いと言ってほしい。

 

存在しているだけであなたは価値があると言ってほしい、喜んでほしい。

 

心の奥ではこんなことを自分は感じていたのだと、

 

見ないようにしてきた自分の素直な感情を、

 

ほんとうは大切にしても良かったのだと認め、

 

自分を労わることができたとき、

 

月の支配を終えることができるのではないでしょうか。

 

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