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幼児美女コンテストに見る幼少期

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美少女コンテストの闇

 

先日、海外でよく開催される幼児の美女コンテストの動画を見ていました。

彼女たちの多くは占星術で言うところの幼少期(月)を表す7歳以下であり、

ところどころ、自分の意志で出場していない為に起こる不機嫌さの爆発や

ぐずりなどやる気のなさが感じられます。あたりまえですね。まぁちびっこですから。

 

が、しかし、彼女たちの多くは自分なりに頑張ってやり遂げようと試みるんです。

ママの為に!!!実に健気ですね。賞を貰ったら一番にママに見せたいんです。

ママにちゃんとできてた?って確認したいんです。褒めてもらえると思って頑張ります。ママが賞金賞金と連呼していると賞金が貰えればママが喜ぶと思って、頑張ります。

 

 

子供を巻き込んで自分自身を活性化させようとする母親の闇

 

しかし出場者の中の一人ミアの母親は3:48~こんな風に語っています。

※かつて熱心なスポーツ少女だったという母親

 

今はコンテストに夢中なの。私にとっては体操やチアリーディングと同じよ。

 

この発言は聞き捨てならないセリフ。これは動画内で加藤先生が言うところの、

 

自身に絶望している人は他人の人生を巻き込んで自分を活性化させようとする。

これに通じるのではないでしょうか。

熱心なステージママとか教育ママとかは、自己実現を諦めた人の姿なのでしょう。

 


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コンテストに出ている子供たちは今の所はまだ病んでいるようには見えませんでしたが、このような母親からの重圧が子ども時代にずっと続くのなら、子供の自由意志がつぶれてしまうのも時間の問題でしょう。

 

たとえばちびっこコンテストが終わったら教育ママに変化したり、習い事の鬼になったり。手を変え品を変え、なんらかの方法で支配的な態度を取り続けることもあるかもしれません。同情させる、、可哀そうな母親を演じるなんていう支配の仕方もありますね。

 

しかし、”うるせえ!クソババア!ふざけるな!おまえのオモチャじゃねえ!”

と反抗的な態度がとれる子であれば餌食にならずにすみますが、加藤先生も言っているように優しい子はずっと自分を押し殺しつづけることになります。

 

 

搾取され続ける優しい子供から、志持つ大人へ

 

幼い頃から、反抗的な態度になれなかった、優しさやなんらかの弱さを持っている子はターゲットにされてしまいます。そしてほかの家族も一緒になって、こいつが問題児だと一人のせいにすることで一致団結し、自分たちは問題がないかのように装っているというのが引きこもりの子を抱える家族間の病理だそうです。

 

月の年齢域の間に求められたこと、しなければならないと感じた事、得意であると感じた事、みんなに喜んで貰えたこと、褒めてもらえたこと。これらは皆、自分の意志ではなかったわけです。意志など持つ前に、訳が分からず、反射的に咄嗟に対応していたに過ぎなかったわけですね。

 

本来の自分から湧き上がる志とはどのようなものなのか。それらは自発的なもので、削られることのない、自分らしさにみちみちた充足感を感じさせる領域です。それがどんな人にもあると言ってくれるところが占星術の優しさだと思います。何が好きで、何に幸せを感じるのか。なんのために生まれたのか。アンパンマンの歌詞みたいですね。

どんな人でも従順な生贄から志をもった大人へとシフトチェンジする必要があります。

 

 

  
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まとめ

 

さて話を戻しますが、この美少女コンテストに出場している子のなかでも、自然な笑顔だなと感じた子がいました。サリスです。24:30~この子自身の本当の喜びや楽しみが、しし座的な領域にあるのかもしれません。金星や火星や太陽がその領域にはまっているのかもしれません。ステージに立つようなコンテストに対して無理をしていない感じがします。ほかにも何人か本心からであろう笑顔の子がいましたが、きっと何の分野でも優勝を勝ち取るのは不自然さのない自然さを持ち合わせた対象だろうなという気がしました。不自然=嘘。嘘=月には力がない。自然さ=本物。本物=太陽には枯れることない力が湧いてくるのでしょう。