◐月星座いて座の涙◑
いて座は幸運と拡大の星、木星を守護に持つ火のエレメントの柔軟サインです。
高等学問や哲学、宗教などの精神性、楽観的な考え方、寛容性などの象意があります。
物事を拡大したり、寛大性がある一方、火星座らしい学術的な自己探究心を発揮し、
社会の中での正しさやこうあるべきであると言った概念も持ち合わせています。
月がいて座という事は、7歳までの未熟な理解でいて座的な性質を持ち合わせている。
いて座的な象意のなかの、こうあるべきであるという、
洗脳にも近い考えに囚われやすくなるということになります。
単純な言い方をすると、
ある人は学歴主義の母や両親のまなざしが関係してくるかもしれません。
”いい大学に入らなければならない”
ある人は、社会で言うところの、
”幸せでなければならない”
”社会的に正しくなければならない”
月はそう見せたいという欲求なので、
周囲には、自分がどれだけ教養があり立派であるかをアピールする事もあるでしょう。
しかし、本心でアピールしているわけではなく、
そうあらねばならないとの思いに駆られ、”傷つきながら懸命に弁解”しているのです。
何ともお気の毒ですが、これは月いて座さんに限らず、
すべての人のなかに平等に存在する月星座の罠になります。
誰に対して弁解しているのかというともちろん、
幼い頃の両親のまなざしに懸命にアピールしているのです。
このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、
・1つは自身の太陽意識を使うこと。
・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座ふたご座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。
ふたご座は活動パターンは柔軟で風のエレメントです。
ふたご座のポジティブさとは、社会的に立派であることや正しさよりも、
個人的な興味の対象へ向かう知的好奇心を発揮する事で自分自身が満たされる所です。
本当は社会的に認められるような立派な自分像を追いかける必要はなく、
自分の好きなように気楽に知的好奇心を満たし、
そして自由に情報発信することをしても良いんだと、
自分に許してあげる事で、月いて座の傷を癒すことができます。
はじめは無意味であったり無責任であるように思うかもしれません。
しかし、正しくあろうとする、立派であろうとする、
そんな自分を発見したときにはふたご座のような遊び心を思い出すことで
月に惑わされることもなくなってくるのではないでしょうか。
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