ずっと自由時間@占星術blog

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負けの包容力 やぎ座22度

やぎ座スペシャルの続きです。やっぱり知りたい!やぎ座さんのこと。

 

tiisanaherbyasan.hatenablog.com

 

山羊座さんって、すごく有能なんですよ。みなさんの周りにいるやぎ座さんも、仕事のできる人ではないですか?頼りになるし、やぎさんに任せておけば、変なことにはならない。全方向に注意を払ってくれます。でも、ピュアな山羊座はまじめに正論で論破しすぎちゃう傾向にあるので、逆に危ういんです。有能が故に、嫌われます。裏切られます。煙たがられます。意地悪されます。

 

 

イケイケ!ピュアっ子正論ボーイや正論ガールであるほど、ズルは正そうとするし、相手の非は絶対見逃しません!自分の非よりもまず、相手の弱点を論理的に突くことのほうが圧倒的に得意なのです!勝つにはどこを叩けばいいか瞬時に分かるのですから。

 

ですが、そんな有能な人であるほど難しいとは思いますが、22度は潔く負けることが求められる度数なのです。潔く負けることに幸運や豊かさが訪れる度数になっています。積極的に勝ちに行く姿勢ではなく、負けの包容力で後から信頼や豊かさを引き寄せる。そんな学びです。

 

 

 

言い訳せず、自分に至らないところがあって負けました。失敗しました。素直に、優美に自らの至らなさを認める。実力が足りなかったと認める。もっと精進します。足りないところは補えるよう努力します。周囲にもお手数かけますが、協力してください。と教えを乞う。この姿勢は周囲の人の心を打ちます。

 

もしかしたら相手は嫉妬や、私情でフェアじゃなかったかもしれません。そんな構図が周囲から見て明白だっとしたらなおさらです。それでも、自分に至らなさがありましたと言われたら、それはもう側から見てる人からは、なんて懐の深い人だと。信頼を寄せることになるでしょう。


 

 

この度数にぴったりなエピソードとして、思い浮かんだのは、柔道の篠原選手。世紀の大誤審と叫ばれたシドニー五輪の決勝。

 

 

 

篠原信一 - Wikipedia

言い訳しない姿勢がカッコよかったですよね。ただ、自分が弱かったから負けたと。彼が言ったのはその一言でした。世紀の大誤審といわれましたが、一切の言い訳をしない姿は人々の心を打ちました。本当の勝者は篠原選手だったと誰もが思ったのでしょう。その後のTVでの活躍はそういった人間性への信頼が呼び込んだ仕事だったのでしょう。厳しい状況でも、謙虚に高貴な姿勢を貫く。やぎ座の22度とはそういった意味で精神性が磨かれるフェーズにあるのです。


 

 

 

先日は、ポロっと軽く、負けちゃえばいいんですよ♪みたいな風に書きましたが、実際には結構えぐいのかもしれません。正しさで上り詰めたピュアで有能な山羊さんほど、難しそうだな~なんて思ったのでした。矛盾が分かるからこそ、弱点が分かるからこそ、勝る方法が分かるからこそ、負けてあげるのが難しい。

 

 

 

 

そこを突破するには、謙虚な姿勢と、そして情。情は、図星を突かない優しさです。みんなが有能な山羊座さんのようにはできないのです。正論ばかり言われると、辛くなっちゃう人もいるんですよ。たまには見逃す優しさも兼ね備えてくれたら、もう山羊座さんには言う事ないですね。な~んて言ってると、最終的にかき氷が食べたくなったのでした。まとまりのない話でごめんなさい♪