ずっと自由時間@占星術blog

宇宙や星や日常のこと

◐月星座てんびん座の涙◑

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おとめ座で個人の完成を目指したのち、てんびん座では個人の枠組みを超えて広い世界へとデビューし、様々な他者と出会います。損得勘定も含めたつかず離れずな交流ができるのは天秤がつねに周囲とバランスを取っているからです。金星の守護を受けるてんびん座は美しさや豊かさを広く皆に振りまきます。エレメントは風。活動パターンは活動の華々しい軽やかな星座です。

 

月がてんびん座ということはパートナーを探しているがいつも手に入らない。幼稚園や小学校で友達間の2人組が作れない。幼少期なので恋愛の傷というよりは、家族間でのバランスを取らざるを得なかった子どもとも言えます。

 

 

例えば障害のある兄妹がいて、忙しい両親に気を使ったり、甲斐甲斐しくお手伝いをしたりすることが常と化してしまった兄弟児のようなイメージです。お母さんは今疲れてるかな、あとにしよう。忙しい両親の顔色を窺ってこんなことをやったらいけない、言ったらいけないなど。愛想笑いも月天秤では辛いでしょう。なにしろ生き残るためには7歳までの幼心で理解した、てんびん座的な性質でどうにか対応せざるを得なかったということですから。

 

不仲の両親の間で揺れている子供であれば、バランサーにならざるを得なかった傷があるかと思います。父の前では母の悪口、母の前では父の悪口を平気な顔をして聞かなければその場に存在していられなかった事により深く傷つくことになります。

 

 

太陽がてんびん座であれば相手によって態度や対応を臨機応変に変えることは歓びになりますが、月では態度を変えざるを得なかったという事になります。月に支配されていると大人になってもさまざまな場面で崩れたバランスを立て直すのはいつも自分の役目だという強迫観念に襲われやすくなります。わざとバカなふりをしたりピエロになることもあるでしょう。ただ、本当はそうした役割に傷つき、自分がないがしろにされている気持ちに気づきながらも月に支配されている間はどうしても辞められないという負の連鎖が続きます。

 

また、身体的なところで言うと顔の造形バランスが気に入らない。頭身や手足のバランスにコンプレックスがある。服のセンスがちぐはぐ。頑張っても似合うものが見つからないという事もあるでしょう。

 

 

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このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、

 

・1つは自身の太陽意識を使うこと。

 

・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座おひつじ座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。

 

 

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おひつじ座はなにより自分の情熱を大切にします。波風の立たない協調性も大事ですが、時には勇気ある一人のリーダーシップに皆が動かされることもあります。主観的になることは個人の偏りを産みますので、月天秤さんには怖いことかもしれませんが大人になった今は勇気をもってバランスが悪くてもいいと許してみる。崩れたバランスはそのままでいい。そもそもあなたのせいではないかもしれませんし。2人組が作れなければ1人でいいんです。偏りこそが個性であって、世間はそうした意志や態度を必要としているかもしれません。

 

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