ずっと自由時間@占星術blog

宇宙や星や日常のこと

◐月星座さそり座の涙◑

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さそり座はてんびん座で出会った他者・パートナーとの一体化を目指します。守護星は破壊と再生を司る冥王星になります。エレメントは水。活動パターンは固定です。

 

 

0歳から7歳までの家庭という閉鎖的な空間では、一般的にも母子は健全に一体化している関係性と言えます。しかし月がさそり座にあるという事は母親との一体化が限度を超えやすいということになるでしょう。目に見えない絆という名の鎖で個が破壊され一体化しているイメージです。

 

 

母子癒着や子供の個性を無視した母親の過干渉にも、生き残る為には適応せざるを得ない幼少期とも読めます。実際には支配されていることが当たり前の中で育ちますから、子供の内は不満や疑問を抱く事も難しいでしょう。30代40代になってはじめて人生を乗っ取られていたような気持ちになる事もあるかもしれません。

 

依存され、依存する。愛されているので従わなければならない。そんな濃厚な関係性に慣れ親しみ安心している自分がいると共に、どこかで個としての自分が無視され続けているとの思いにより本当は傷ついていた気持ちがしだいに抑圧できなくなってくるでしょう。

 

親も無自覚に子供の個としての感覚を無視し、操り人形にしているパターンもあります。そうすると子供はコントロールされ続ける中で、自分の感覚を試したり信用する機会を失ってしまいます。自己愛は個としての自分の選択や、自分の感覚を肯定し大事に扱う事です。さそり座の月に支配されたままの自分=自己愛が育っていない状態で世の中を渡っていく事は難しいでしょう。

 

 

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このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、

 

・1つは自身の太陽意識を使うこと。

 

・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座おうし座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。

 

 

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自己愛を育てる必要があると書きましたが、おうし座は物質の所有や五感を司っています。個としての感覚を大切にし快・不快の反応に素直な性質です。守護星は金星で、自分を大切にして楽しむことに貪欲です。可愛がっているペットと遊んだり、美味しいものを食べたり、楽しい事をしたり、好きなファッションをして好きなものに囲まれた生活をしましょう。とことんわがままに、だれの許可も必要としないことを自分に許可しましょう。

 

 

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