◐月星座しし座の涙◑
しし座は自己表現のサインです。
火のエネルギーで行動パターンは固定。
揺らがない自分軸を持ち、その場を支配する。
ステージ上で注目を浴びながら歌やダンスを披露したり
演劇など芸術的な感性で自己表現をするといったサインです。
しし座の守護星は太陽であり、太陽のキーワードは”我志す”です。
自分軸を発見、確立し、そして自分らしさを表現しはじめる段階になります。
ライオンがプライドロックの高いところにいる様子は
舞台上でなにか自己表現をしている人に似ていますね。
ジャイアンは土管に上ってリサイタルを開きます。
誰がどう思うかなんて関係ない!
俺の歌を聴け!
俺はジャイアンだ!
なんていうと強引に聞こえますが、
それほどまでに揺らがない自分軸、強気な姿勢というものは
誰にとっても生きていく上では必要なエッセンスだったりします。
ただ、月がしし座にあると 常に思い描く自己イメージが、
舞台の中心に立つような人から注目される自分になるわけですが、
月で物事を考えすぎると、何かに突出し選ばれる、
何らかのすごい人、目立つ人になりたいという思いが
だんだんと脅迫的に自分を追い詰めることになります。
何度も書いていますが月で世界を見続ける限り、
本人も安心で安定した自己実現はできません。
月は7歳までの理解や能力でしか対応できないからです。
月を無視しない限り、自分でも本当は自信がないにもかかわらず、
主役を張らなくてはならないプレッシャーに脅迫され続けることになります。
そして常にそうあれない自分に劣等感を抱いて過剰に努力してしまったりします。
もし月に捕らわれながら自己実現していた場合、
相当無理をして自分に鞭を打っていることになります。
自分を虐待しているようなイメージですね。
悲しいのは、客観的には十分すばらしく魅力的だったりするのです。
そしてやはり母の眼差しも関係していて、
自分の夢を子供に託していたり、
子供を代理に自己実現を果たそうとする親の姿などがあればなおさら
月に捕らわれやすくなります。
このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、
・1つは自身の太陽意識を使うこと。
・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座みずがめ座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。
みずがめ座は風のエネルギーで行動パターンは固定。
信念のためなら孤独もいとわない性質があります。
そうなるとしし座的な人から注目を浴びる事とは無縁になるかもしれませんが、
そんなことは全く関係ないといった自分軸の確立の仕方がみずがめ座にはあります。
それは誰にも注目されず相手にされず寂しい孤独に陥るのではなく、
断固として迎合しない意思を貫いた結果の独立心であり、
たとえ賛同する人がいなくても、
どんなに少数派な価値観であっても
バカにしてくる人がいたとしても決して譲れない価値観であって、
理解されない変わり者であっても平等に尊重したいみずがめ座の優しさです。
一方が一方を支配する、支配されるといった圧力差のない
平等で博愛的な横のつながりのコミュニティー。
そういったみずがめ座の態度が月獅子さんを癒してくれることになります。
12星座のハーブティー みずがめ座 20g | 小さなハーブ屋さん (stores.jp)