ずっと自由時間@占星術blog

宇宙や星や日常のこと

◐月星座おひつじ座の涙◑

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未成熟なおひつじさんのイメージなのでこの画像にしました。

 

かわいいですね。

 

では、 ダークムーンシリーズ1つ目の月星座おひつじ座についていきましょう。

 

おひつじ座は自我を表します。

 

火星を守護に持ち火のエネルギーの活動宮の星座です。

 

本来、自分を前に押し出したり、

 

何かをスタートさせたり、

 

自己主張の出来るおひつじさんですが、

 

月星座おひつじ座は未成熟ですのでまず自己イメージをつかむ所で躓きます。

 

生まれたての子どもは親の反応をみて自己のイメージを認識します。

 

 

 

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自分が何かしたことに対して、鏡のように反応する親を見て、

(微笑んでくれた。泣いたら来てくれた。抱きしめてくれた。など)

 

自分がたしかにここに存在することに馴染んでいきます。

 

自己イメージがつかめなかったという事は、

 

反応が得られにくい、あまり構ってもらえない状態であったというわけです。

 

 

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親が忙しいか、年子で生まれた妹弟のいる長子のイメージもあります。

 

反応が得られない分、自分という手ごたえが感じられにくくなります。

 

ネグレクトまでいかなくとも無視されたり、順番を後回しにされたり。

 

何かを分ける時でも、自分の分まであるのか不安だったりするでしょう。

 

そのために、何かにつけ一番になろうとしたり、うるさくしたり。

 

存在感をアピールしなければならないという強迫観念的な思いにとらわれやすくなります。

 

勝負では必ず勝とうとし、勝たなければいけないと思っています。

 

しかし、子供の未熟な理解で動き回るほど、

 

どこかチグハグな空回りのアピールとなってしまい

 

過剰であるために誰にも相手にしてもらえることはありません。

 

また、先頭に立つことやリーダーになることも

 

本当は苦手なのに頑張って克服しようとします。

 

そういった無理をさせる態度によって傷ついてきたというわけです。

 

 

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 このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、

 

・1つは自身の太陽を意識的につかっていく事。

 

・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座てんびん座の性質を持ち合わせていることを利用します。

 

 

 

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逆さの月とは虚である月を反転させたものなので、

 

180度真向いは実になるという理屈です。

 

てんびん座はおうし座と共に金星の守護を受けている星座です。

 

てんびん座は平等に豊かさを分配しようと試みます。

 

強迫的に自己主張してしまう月お羊さんですが、

 

無視されたり、平等に配られなかった人の気持ちがわかるので、

 

実はみんなに平等に配慮できる人でもあります。

 

 自分が一番に…自分が…と常に考えていては苦しくなる一方です。

 

視点を他人まで広げることで、

 

自分だけでなく他人と平等にバランスをとろうとする態度により

 

月から脱皮することができます。

 

自分にばかりフォーカスする必要はなかったのです。

 

 

私たちが見ている月の光というのは、

 

実際には太陽の光が反射しているにすぎないわけですよね。

 

しかし月はあたかも月自体が光を発しているように見せますよね。

 

本当はその様に見せているだけで、月自身の光ではありません。

 

占星術は天にあるものは地にもあると考えられますから、

 

この構図が私たちにも投影されていると捉えると、

 

0歳から7歳の間に培った自己イメージ

 

(7歳までの未熟な解釈によって習得した思考パターンや好みや得意不得意な事)は、

 

自分から発した光ではなかったわけです。

 

太陽意識の理解はまた別の所にある目的や性質や理解であり、

 

それは太陽の発達年齢域である25歳~35歳くらいまでの間に

 

トライ&エラーで意思を持って獲得していく、強めていく、確立していく性質です。

 

7歳の月の理解のまま世間を渡り歩く事は厳しいです。

 

未成熟な理解のまま自身の欠損にフォーカスし、その穴埋めのために弁解をするところからのスタートが月だからです。

 

欠損に着目すればするほど、

 

自己否定と自己嫌悪の思いを強める結果となり、

 

ますます生きていくことが辛くなってしまう仕組みです。

 

弁解のいらない太陽の道、逆月星座の性質にフォーカスすることが

 

幼い頃から見続けている月の世界から抜け出す道となります。

 

 

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