◐月星座かに座の涙◑
かに座のキーワードは”我感じる”
水のエネルギーは感情を司ります。
かに座の守護星は月であり、家族やごく親しい人達との内輪のコミュニティーを大事にします。
月がかに座にあるという事は7歳までの理解で心から純粋にそう思っている部分と
そうあらねばならないという強迫的な思いとが共存しています。
家族や家庭を守りたいし、守らなければならない。
少し話が飛びますが、 ヤングケアラー的義務感とでもいいましょうか。
とても母性的な子煩悩な自分イメージを証明しなければならない思いに駆られます。
自己イメージは家族思いであり常に家事をしたり両親の世話を焼くが
本当は家の中のことは見たくない。
見たくないけどやらなければならない。
月は無意識ですから、本当はやりたくないのに我慢しているのでフラストレーションが溜まっていきます。
また、月星座かに座の司る感情は7歳までのおこちゃまな理解でしかないので
ほんとうは感情が分からないということになります。
月で世界を見ている間は誰の感情が汲み取れないのかというと、
主に自分の感情がくみ取れません。
あるのは7歳までの理解での繊細で純粋な感情です。
純粋性こそが月が持つ素晴らしさでもありますが、
それだけでは生きていくのはつらくなることもあります。
大人になった今はどう感じているのか。
10代までの感じ方と、20代の感じ方や
30代、40代の感じ方は全く違いますよね。
特に女性はホルモンバランスの変動する大きな波の中で生きていますので
一ヶ月のサイクルの中での感じ方、昨日と今日の感じ方はまるで違うかもしれません。
自分が今何を感じているのか、それが分からないことが根底にあり、
日々悩んだり精神的に消耗してしまうということになります。
このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、
・1つは自身の太陽意識を使うこと。
・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座やぎ座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。
月がかに座だからと言っても、一生感情についてわからないままではありません。
他の天体を通して感情を学んでいけば良いということになります。
かに座の逆月星座はやぎ座です。
やぎ座はかに座が家庭での顔を表すのと対照的に社会での顔をあらわします。
家の中での自分と学校や会社にいるときの自分ですね。
月かにさんの陥りやすい自分の感情が分からない事に対する救済措置は
やぎ座の持つ論理的思考によって順序だてて物事を整理したり
戦略を立てたり、物事を合理的に解決していく能力を積極的に使っていくことです。
社会的で客観的な理解で自身のわだかまりを論理的に紐解いていくことで
本当の感情に辿り着くことができます。
当時は○○だと思っていたけれども、客観的に考えると○○だったのかもしれない。
ほんとうは誰かに対してむかつく!酷い!と感じていたり、
悲しい、なんでそんなこと言うの?
と感じていた小さな自分を発見するかもしれません。
何事もなく生きてきたけど、じつはとんでもない怒りを抱えていたなんてこともあるかもしれません。
怒ってはいけない、憎んではいけない、服従しなければならない相手であればあるほどその感情に辿り着けません。
これも保護を必要とされる幼少期に感じた生存への危機感が根底にあることが原因です。
やぎ座の守護星は現実世界の王様である土星ですから、
それぞれの太陽の獲得と共にやぎ座的な能力を活性化することで
自己実現への道筋ができ、生活に輝きが出ます。
実際に、太陽がでると月が存在を消してしまうように、
月的な物事の捉え方自体が無くなっていく、ということになります。
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