◐月星座おうし座の涙◑
おうし座は物質の所有や、肉体感覚、経済的な豊かさを所有したいという性質があります。
月星座おうし座さんは確かに7歳までの理解でのそれらの感覚はありますが、
実際に理想を実現できるほどの力は持ち合わせていません。
おそらく、生まれの段階で、DNAレベルでも自身が理想とする
美しさや豊かさの所有が難しいのではないかとも思います。
(欠損という意味を考えると特に)
また、所有の欲求をコントロールする能力がないゆえに、
理想的な豊かさが実現しないとも考えられます。
しかし、月ですからそうあらねばならないと思い込むシナリオがあります。
どうにかして克服しようと何度も試みてしまいますが、
克服するどころか「ああ、まただめだった」と
自己嫌悪と自己否定のループに陥ることになるのですが、
そのような態度でしか生活できないことで深く傷ついてしまい、
行動が制限されたり、日常の活力が奪われていくという結果になります。
さて、
では月おうしさんが具体的にどのような出来事で傷ついて来たかというと、
主に体型をなじられる出来事が多いですが、
他人と比較して太っていると日常的に言われたり、
時には他人の前で話のネタにされるようなことも起こります。
(本当に肥満体重かどうかは別問題です。標準体重であっても太っているという刷り込みがされます。)
また、自身が理想とする物質・肉体が手に入らないので
ダイエットに捕らわれるあまり極端に痩せてしまう事もあるかもしれません。
月が絡んでいる太りすぎ、痩せすぎは根底は同じであると言えます。
経済的な豊かさの欠損に関しても、
お生まれの家庭の事情で本人にはどうすることもできない状況の中で、
両親に貧困の原因をおまえのせいだと責任転嫁されたり、
心無い先生などに貧困をからかわれたりすることもあるかもしれません。
支配者によって日常的に否定を強められることでコンプレックスは成長していきます。
たちが悪くなると、グループ(家族など)の団結のための生贄にされるような扱いになることもあります。
常日頃、美しく理想的な体系であることや、経済的に豊かであることが
最善であるという現実に遭遇する為、
そうあれない自分は存在を否定されることになり、
どうにかして克服しようとそのことばかり考える態度によって
消耗し、自信を失い、傷ついて来たという事になります。
このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、
・1つは自身の太陽意識を使うこと。
・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座さそり座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。
さそり座は破壊と再生の冥王星を守護に持ち、性エネルギーを司ります。
人と人との絆を大事にし、何かと繋がる・一体となることで新たな世界を作り出す性質があります。
また、表面的ではない目に見えない領域の物事の奥深くにある真理を探究する性質も持ちます。
月おうしさんがこれほどまでに執着して所有したかった物質とは、
どれもこれも永遠ではありません。
目に見えるものの中で永遠に所有できるものは何一つありません。
期間限定だから手に入れたいという思いも正解ですが、
でもそればかりに捕らわれている状態の人を中庸にするには、
いつかどうせ死んじゃうんだから、という視点です。
月おうしさんが常に抱く、
手に入れたいと欲するその物質はいつかは必ず無くなるものです。
目に見える所有にこだわらない態度で日常生活を送ること。
月星座のこだわりを手放す事。
そのような態度の中で何に幸せを感じられたかを探究していく。
目に見えない領域への理解を深める事が、
それまでの自分への癒しになります。
今の自分のままでも楽しいことや幸せを感じる事が必ずあります。
そうして、月を脱皮しつつ、太陽意識の志を見つけ出し、
本当の太陽を支えにして自己実現を果たそうとするとき、
無理のない形で物質の所有を果たす事になるのでしょう。
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