◐月星座ふたご座の涙◑
ふたご座は身近なコミュニケーションの中でも
テンポのある会話や言葉遊びによって情報収集したり
学習する事など思考によって知的好奇心を満たすことが喜びになるサインです。
個人の知性を探究するために積極的に動き回る風のエネルギーです。
月星座がふたご座という事は、
そうあらねばならないと思ってしまうシナリオがあるという事になります。
会話や言葉、コミュニケーション、知識に苦手意識のある人などいくらでもいますが、
それほど深刻にならずにいられるのは月ふたご座以外の人であり、
対して月ふたご座はどうしても克服しなくてはならないと脅迫的に思っています。
誰しも苦手な分野があるほうが自然であり、
はじめからその分野に得意な人に補ってもらうほうが効率的であることがほとんどです。
誰かに頼んでしまっても言いわけですし、
あるいは、苦手だなあと思う分野に関わらないように暮らしたりしても良いですし、
どうしても遭遇する場合には苦手なんだからしかたないと
諦めてしまっても良いわけです。
自分の中でそれが許せないのが月であり、認められないのが月なのですね。
一発逆転克服する幻想を夢見てしまいます。
月ふたごに限ったことではありませんが、
そうあらねばならないと思った時に、
結果として努力が実を結んだならばそれは悩みにならないですよね。
もともとそういった素質を持っていて
努力によって克服することができたという話です。
しかし、月だけによって自己実現を目指そうとすると
多大な自己否定と我慢により一見成功したように見えても
最後は必ず自信を失ってしまうことになります。
月はないものを見ており、ほんとうは実現する力がないからです。
月ふたごの人の抱く思いとは、
自分はコミュニケーションが得意で、頭もよく勉強もできると思われたい。
賢く知性があると思われたい。また、そうでなければならない。
そして、そこには保護者である母親のまなざしが必ず関係しています。
母親自身の言葉や知性に対する苦手意識や学歴コンプレックスから
教育ママ的な態度で子どもに接したり、
他人に対して子供でマウントを取り返そうとしている姿が見えます。
そういった母親からの眼差し×自身の幼少期の性質が合わさり、
母親の反応を見ながらそれが自分だと思いこむ幻想の道を歩む所からスタートします。
巧妙だなあと思うのが、7歳までの理解や能力でそれが出来てしまうところですね。
7歳まではほんとうにそれが自分自身であり、得意な事だったわけです。
しかし、年齢が上がりやがて大人になってからもその思いのまま、
過去に得意だったことを証明しようという動機で仕事に取り組んだり、
人間関係のなかで披露しようとする態度によって傷ついていくことになります。
太陽でそれを実現している人の足元にも及ばない現実を目の当たりにするのですから。
このような態度を辞める救済措置には2つ方法があり、
・1つは自身の太陽意識を使うこと。
・2つ目は月の180度真向いにある逆月星座いて座の性質を持ち合わせていることを利用して月からの脱皮を試みます。
ふたご座の知的好奇心の探究先は
身近な周りの人達とのコミュニケーションだったり
本や教科書、テレビにインターネットなど、
自分の外にある事柄に対して興味を示し思考するサインが双子座でした。
対して、いて座のキーワードは”我理解す”
いて座は幸福と拡大の木星を守護星に持ち、
遠い未知の世界へ突き進む火のエネルギーのサインです。
いて座の好奇心の探究先は身近な地域や自国だけではなく、
世界平和などみんなの幸福を願う世界になります。
それから、幸福とは何か、真理とは何かを探し求めて
自分の内なる世界をも旅します。
外の世界を内なる情報と照らし合わせ、自分なりの理解をしていきます。
その時にいて座さんの推進力となる心の支えは直感への信頼です。
それによって分からないけれど、突き進むことができるのです。
わたしたちは教えられたことのみが正解であり、
それ以外は間違っていると学校教育で教え込まれますが、
本当にそうでしょうか?
外から得た情報がすべて正しいわけではありません。
各自違った理解があって当然なのです。
そのような新しい理解がその人らしさを産み、
そのような態度で生活するうちに賛同する人が周りに集まり、
さらに物事が発展していくことでしょう。
内なる世界を探究し本当の意味で自分なりの理解ができた時、
知識の量や成績の良さや賢さやコミュニケーションの上手い下手など、
人と比べて優っているかどうかなどは特別問題ではなかったということが分かります。
その結果、月のこだわりから解放される道が見えてくるわけです。
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