ずっと自由時間@占星術blog

宇宙や星や日常のこと

内に向くと病むので外を見ると良い感じ

収穫した青梅♪

 

久しぶりの投稿になりました。というのもここの所、青梅の収穫から選別~加工に追われて疲れ果てていました。母の実家には至る所に梅の木があり、毎年参加しているわけではないんですが、今年は梅雨の晴れ間に梅もぎイベントに参加してきました。豊作で100㎏以上は採れたと思います。まだあるけれども、もうこれ以上はやめとこうという事で、お開きになりました。

 

 

 

 

本当にありがたい事で、受け取り切れないほどの恵みを頂きました。梅酒に、梅シロップ、漬物。梅仕事は楽しいけれど忙しい。鮮度が落ちやすいので、時間との勝負ですからね。今は一年でもっとも昼が長くなる時期。陽の気が最高潮になる夏至に近づくにつれ、果実をまるまると実らせる梅は、陰陽の境目を知らせてくれるシンボルのような気がしました。今年の夏至は6月21日。陽気爛漫なこの数日間、外へ出て楽しみたいですね。

 

 

  

 

 

 

 

 

意識の矛先を自分以外へ

 

さて、全国的に梅雨入りしました。雨の日は家の中に居る事も多いでしょうから、哲学的になるなんてこともあるかもしれません。テレフォン人生相談でおなじみのマドモアゼル愛先生ですが、また興味深いお話をされていました。( 神経症の話 8:40~)

 

 

高校~大学時代、私は超絶病んでいたので分かるのですが、人間は自分のことで頭をいっぱいにしているととにかく病みます。よく自分と向き合うとか言うじゃないですか。自分を顧みるとか。自分を知る、理解する。これは、自己肯定感がある上で、さらに客観性をもって分析するってことなら問題ないと思いますが、それがないのに自分と向き合っているとメンヘラまっしぐらです。闇しかないです。自己肯定感がないうちは心の深淵を覗き込まない方が無難でしょう。

 

 

 

 

愛先生の神経症の話、要するに意識の矛先を自分に向け続けるのを辞めて、自分以外に向ける事でしか神経症は治らないと言っています。人前に出ることの緊張も、自分のことばかり考えていると辛くなるので、相手のことを考えると緊張が消えてゆく。まさにコレ、わたしも以前すごくよく似た経験したことがありました。

 

 

介護者食事教室のはなし

 

社会人4年目の26歳の時。当時は転職したてで、社会人としてちゃんとしなくてはいけないと謎に強く思い込んでいた時期でした。それまでも管理栄養士の仕事をしていたのですが、あるとき高齢者施設に入所している方のご家族向けの食事教室を頼まれました。一時帰宅した時の家庭でできる食事の対応の仕方とか、とろみ剤の案内とか、レトルト商品の試食などを目的とした定員30人くらいのイベントでした。

 

 

昔から人前に出て何かをすることが苦手なタイプだったので、正直すごく嫌だったんですね。 なんで入社したばかりの自分がやるの?と初めはめちゃくちゃ不満でした。そもそも教室をやった経験もないし、不安だしで、すごく緊張していました。でもちゃんとやらなくちゃいけないみたいな思いはあって、かなり憂鬱な気分でしぶしぶ準備していました。その時はまさにもう自分のことしか考えていない状況だったと思います。

 

 

 

 

しかし前日になり変化は急に訪れました。追い詰められた末に急に開き直ったのです。じぶんでもハッと閃いたように意識のベクトルが変わった瞬間がわかりました。ああーもう嫌だなとか、恥ずかしいなとかじゃなくて。来てくれる人が居るんだからさ!とにかくその人達が来てよかったと思える情報を1つでも伝えようと思ったんです。

 

 

 

 

うまく言えるかなとか、間違ったらどうしようとか、そんなんはどうでも良くて。せっかく時間を割いて、足を運んでくれる人が居るんだから。その人たちは情報を求めているわけだから、とにかく内容に集中しよう!と思ったとたんに、急に楽になった事を覚えています。意識をどの階層にチューニングするかによって、自分の居る世界、取り巻いている世界が変わった不思議な瞬間でした。今思うと、太陽の年齢域に差し掛かり、それが初めてふたご座太陽を真剣に使い出した瞬間だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

ちなみに当日はそのモードで臨んだのであまり緊張することなく、拍子抜けするくらいすんなり無事に終えました。しかも私のような小娘の話をおそらく50~60代くらいの方たちがすごく真剣に聞いてくれてこちらが感動した覚えがあります。愛先生のお話を聞いて、なんだか急に思い出しました♪