【加速する少子高齢化】私が子どもを産まない理由
今世で子供を産まない理由
A氏 : ねえねえ、kaori(管理人)はなぜ子供を産まないの?
kaori : それはね、子育て人生は、過去に何度もやっていると感じるからよ。
A氏 : どういう事?証明できるの?
kaori : いいえ。証明できるものは何もないわ、でもなんだかそう思うのよ。
今の時代、子供を産むかどうかはと~ってもセンシティブな話題ですよね。昔に比べたら今は色々な意見があって、個人の自由が尊重される時代だよね、というような風潮に少しずつなってきていると思います。実際には私は周囲の人に子どもはまだなの?みたいな話題を振られたことが一度もありません。幸いなことです。こんなことは30年前であれば考えられなかったでしょう。
さて、わたしは月の真実を見破らない限り、何度も生まれ変わると考えています。いわゆる輪廻転生ですね。もし、生まれ変わりがあるとすれば、あなたは来世ではどう生きたいですか。今世で結婚し、子を生している人も来世では、独身や子供を産まない人生もアリかな?と思う人はいるのではないでしょうか。
【少子化大国】日本の出生数の推移
2019年の出生数は86万5239人でした。2020年の出生数は約2.4万人減って、84万835人。そして、2021年の今年は80万人を切るのではないかと予想されています。
上のグラフを見ると、年々減っていることが如実に分かりますね。おそらく個人の抱える理由は様々でしょう。けれど私のような健康で適齢期に結婚したにもかかわらず、子を生したいと思わない人達が多いってのはすごくよくわかるんです。だって生きるのって大変だもん。
今世は自分にコミットして生きるってのも悪くないかなと自然に思ったんです。それに過去世ではさんざん出産子育てしてるだろうからね。だって自由に選べなかったんだからさ。ってことで、今はいい時代です。せっかくなのでこの時代に生まれたという潮目とこの先どうなる?という好奇心に身を任せようと思います。
出産しない女たち
↑いつものように直接貼り付けができなかった為、リンクを貼っています。
この動画内では、海外の女性たちが出産をしないことについて話し合っています。そして長年に渡り、出産しない女性に対して社会は意地悪な悪役のようなイメージを人々に刷り込んでいると語られています。例として白雪姫の継母や101匹わんちゃんのクルエラなどは子供がいない女性のステレオタイプとして描かれているそうです。
この動画に登場する女性はわりと感情的に意見を主張していますが、それほど自分の意志・主張が社会的に虐げられていると感じることが多かったのかもしれません。社会的な認識として、女性は生まれながらに母性的であることや、本人の望む望まないにかかわらず、母になることが大前提であること。そしてそれを拒否する自由が与えられないという風潮への理不尽さを表現しているのでしょう。
産まない女 ”石女(うまずめ)” に居場所はなかった
戦前の日本では出産しない女性を石女(うまずめ)と呼んで、かなり差別的に扱っていた歴史があります。子孫繁栄・跡取り・後継者を重要視する社会では縁起の悪い存在とされ忌み嫌われていたなんていう、セクハラ・パワハラ・モラハラのちゃんぽん祭りみたいなことが至って普通に行われていたのです!
めっちゃひどくないですか?つくづく今の時代の風潮と、理解のある周囲の人たちに感謝です。過去の女性たちの涙の上に今があります。昔の生活事情を考えれば、家業をやっていたリ、農業などの生活の為に自分に代わって畑を耕す跡取りが必要ならば、産みたくないなんてそんな自由な発想すら出てこなかったはずです。
避妊法も今のようにないでしょうから、生きていくためには出産は避けては通れなかったわけです。さらに戦時中なんて産めよ増やせよですからね。8人とか10人兄弟とかよく聞きますよね。自分に置き換えると、ぞっとします。きっと体も、ぼろぼろですよね。
しみじみ、現代の社会インフラが整った時代だからこそ、挑戦しやすい生存形態だと思います。もちろん、先がどうなるか分かりませんが、それも含めてひとつの挑戦的な生き方が選択できる時代の流れに感謝です。
生涯現役美術家【篠田桃紅氏の107年間】
さんざん昔は自由がなかったなんて書きましたが、実はちゃんと、昔から自分を貫いている方がおられます。篠田桃紅さんは1913年の大正2年生まれ。今年の3月1日に107歳でお亡くなりになるまで、100歳を超えても現役の水墨の抽象画家でした。
この時代にお生まれの女性で、留学もして生涯独身のアーティスト。同調圧力なんて現代の比じゃなかったでしょうに。凄い事ですよね、よほど天王星が効いていそうな気がします。父親からの遺言 ”必ず結婚するように” という言葉をガン無視し、生涯独身かつ生涯現役美術家かっこよすぎますね。